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システム活用術

WEBシステムの活用

インターネットの特徴

国内のインターネット利用者数は8000万人を超えており、国民の 3人に2人以上がインターネットを利用しているという巨大なメディアです。テレビのCMで「続きはWEBで」というフレーズが流れていたように、この「続きはWEBで」ということがインターネットの特徴であると考えます。

広告宣伝のひとつとしてテレビコマーシャルがあります。インターネットが普及してからテレビコマーシャルの位置づけが変化していると思われます。インターネットが普及する以前は、商品・サービスに対する情報はCM・ラジオ・雑誌などの広告媒体から得られましたが、その"発信できる情報には限度があり、そのためテレビCMは商品・サービスに対する詳細な情報よりもイメージ・印象を付ける事が優先されます。

しかしインターネットが普及すると商品・サービスの情報はいろんな角度から得られるようになりました。メーカーが発信する情報、小売店が発信する情報、さらには購入者が発信する評価など、販売側からの情報もあれば、購入側からの情報も容易に入手することができます。これまでのように販売側からの一方的な情報発信ではなく、双方から発信できるという変化が起こっています。

さらにインターネットの特徴としてあげられるのが、CMと違って購入者は自分の意図で商品・サービスの情報を得ようとしているということです。テレビの場合、視聴者の目的は番組を見ることがメインで、CMは付属です。視聴者にとって、CMは番組と番組の間に勝手に流れてくる情報です。いま必要な情報をテレビCMが流れるまで待っている人なんかほとんどいないでしょう。

しかしインターネットはいろんな角度からの情報が24時間365日、自分の都合の良い時間に得ることができます。ただし、情報を入手するには自らの意思、「クリック」をしなければ、その情報にたどりつけません。つまりインターネットで情報を得ようとしている方はより関心を持ってその情報を見ているということになります。これまでのようにテレビCMは商品・サービスのイメージ・印象を与えると同時にインターネットへの誘導する事も大きな目的になっています。

これまでホームページを評価する基準として、どれだけの人がページを閲覧したかという1ページ当たりの閲覧数(ページビュー)というものがホームページの価値を判断していたのですが、これからはひとりの人が1ページにどれくらい滞在したかという1ページ当たりの滞在時間が重要になってきます。雑誌に例えるとペラペラページをめくって見ている人よりも、じっくりとページを見ている人の方がより関心を持っている事と同じです。ホームページを制作する場合にはいかに滞在時間を増やせるようなページを作れるのかがひとつの重要なポイントになってきます。
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